文学青年保存館

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2020-03-25から1日間の記事一覧

天の光は

気づけば桜が咲いていて、梅の花はしおれていた。 乾燥した風が茶色いがくを揺らすのを見て、それが地球の呼吸なんだと思った。 少し開いた窓から入る風に、喘鳴を感じるのは気のせいだ。 街灯の明滅も一時的なもので、またぞろ月と共同戦線を張るに違いない…