ロストディケイドに潜影蛇手🐍
©2020 ブシモ
彗星のごとく現れた汎用放置ゲー、ロストディケイドの時間だァ!
ザックリプレイしてみた感想を手短にまとめると、
・放置✕トレハン✕RPG
・「そう、これでいいのよ」と思う部分を押さえている
・かなりスルメですぐに楽しむことはできない
・オーラ(面白さや人気などを総括したもの)が薄い
・一応ゲーム(俺が言うところの)になっている
まずビビったのは、初日に全コンテンツを遊ぶことができなかったこと。
コンテンツが多すぎてやり尽くせないのではなく、参加権が無い。
▲数は多いが、実際にプレイするとどれもサクっと楽しめる
プレイヤーレベルを30まで上げないと一通りのコンテンツは開放されない。
キャラのレベルキャップもプレイヤーレベルに依存するので、このゲームが面白いかどうかの判断をするためには2日ほどかけて30レベルに到達する必要がある。
さすがブシロード、よほどこのコンテンツに自信があると見える。
放置ゲーは先駆が多く、登場するキャラクターもすべて新規IPみたいだが……大丈夫か?
実際、作りはよく出来ていると思う。
キャラを編成し、装備を整え、ストーリーを攻略する。
進行するにつれ放置で得られる資産が増えていく。
対人と協力マルチがあり、ギルドや世界チャットで交流することもできる。
ソシャゲに欲しい要素をソツなく集めていて、これらの質が良くも悪くもない。
例えば戦闘は画面の下1/3で行われ、簡単にしか描かれない。エフェクトも派手とは言えず、美麗なムービーなどもない。
対人もワンボタンで6人との試合がすぐに終わり、マルチも各自敵を倒したりアイテムを集めていれば終わる。
でも、それでいい。激しく楽しくはないが、ちょっと楽しいが長く続く。
放置ゲーに必要なのは後者のほうと判断し、ブシロードはきちんとフォーカスしたのだ。
そのおかげで間口がかなり広く、気軽に遊ぶことができる。
一方、そのせいでこのゲームをプレイし続けて大丈夫なのか? 過疎ったりしない? などと不安を感じる部分もある。
俺のゲーマーとしての直感は「保って1箇月」。新作ゲームの平均耐用時間である。
なーんか来月もこのゲームをプレイしている自信がない。
...なんであれ、俺がいますべきことはロスディケを可能な限り楽しむことだ。
次の記事でこのゲームの細部、妙に味のある作りこみを取り上げたり取り上げなかったりしろ。