文学青年保存館

2023 7.25 ブログの更新を停止しました

また会おう、シダレヤナギの下で

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真の恐怖とは人間が自らの想像力に対して抱く恐怖のことです。
                          ――村上春樹


 さてそろそろコロちゃんの恐ろしさも大分逓減してきたかな。
 
 ただ僕はINTP、常に最悪の未来を想定するタイプの人間だ。
 心配性の僕の懸念を、誰か払拭してくれないか。
 
①不顕性感染がただの潜伏期間の可能性はないだろうか。
 最大で24日潜伏していたという報告があるようだが、
実はそれより遥かに長く潜伏する可能性はないだろうか。

 感染したヒトの免疫機能が低下するタイミングまで潜伏し続け、
暴れられる状況になったら発症させる――そんな悪魔のような狡猾さがありはしないか。
 帯状疱疹エイズのように。

 それこそ、10年20年と待ち続ける可能性だってある。
 何せHIVウィルスに似た構造を持っているのだ。
 忘れた頃に発現し増殖する、なんてことが起こり得るかもしれない。

②「2度めの感染」は重症化するというのは本当だろうか。
 そもそも重症化するメカニズムが分かっていないが、
 中国には喫煙の習慣があり、肺の機能が悪い人が多いために症状が重くなるという仮説がある。
 だがこの仮説では、武漢だけが突出して致死率が高い理由が説明できない。
 喫煙の習慣は中国全土にあるはずだからだ。

 そこで、「2度めの感染」は重症化するという仮説が生まれる。
 知らずのうちに無症状で感染していて、あるとき変異したコロちゃんなどに2度めの感染をする。
 すると、1度めで免疫がクラックされているために重症化する?
 あるいはデング熱のように、2度めは身体が過剰に反応して劇症化してしまう?
 
 だが、反論もできる。
「2度めの感染で重症化する」のと、「老人は一度目で重症化する」ことは矛盾しているように思える。
 ①のように、実はただの潜伏期間でした~w とか、
 実は老人も2度めの感染でした~w とかだと氷解しちゃうけど……。

 というわけで、もし以上の仮説が正しい場合、
おびただしい数の人間がその身に時限爆弾を抱えるということになりはしないか。

 その上でこのウィルスが毎年流行するようになった場合、
突如としてバッタバッタと人が死ぬような世界になりはしないか。

 無論、すべて僕の空想だ。
 だから早くこのウィルスの全貌を知って、杞憂ということにしたい。

・無症状の感染の場合、人体に影響はあるのか
(免疫が弱る、不妊になる、デング熱のように2度めの感染時に劇症化させる布石となるか等)
・無症状の人からウィルスが排出されないというのは本当か
・なぜこのウィルスは複数回感染するのか
・なぜ若いと症状が軽いのか(おたふく風邪マイコプラズマと同様?)

 疑問は尽きない。
 だが何であれ、若ければ向こう1年は生存できそうだ。ワンシーズンに2度3度感染することがなければ。
 ワクチンの開発が1年半後ということなので、そこまで生き残れば……あるいは。

 以前挙げた記事のように、ワクチンが「1回めの感染扱い」になるなんてことになったらそのときは思い切り嗤ってやろう。
 全世界 全人口 総エイズ未発症キャリア社会なんてことになったら面白すぎて卒倒する。

©PhotoAC