文学青年保存館

2023 7.25 ブログの更新を停止しました

ゼノブレイドde記譚④ 本編クリア

※ネタバレ注意

 どのJRPGも壮大な終わり方をすると相場が決まってる。

 ペルソナ、テイルズ、トライエースのゲーム、半熟、グランディア.hack//……そんなRPGたちが大好きだが、
どのゲームもよく考えてみると原因はたった一人の独断専行だったりする。

 それがいわゆるラスボスで、今作では

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 ぼっちなのが敗着となっております。

 あれだけ憎悪を煽った機神界の盟主エギルとも手を取り合おうとしたシュルクだが、
神であるザンザはきり捨てた。
 俺はそこがちょっと納得いってない。

 ぼっちで類似するシンフォニアユグドラシルだって、何度かロイドに手を差し伸べられた。
 金色のガッシュ!!でもクリアは転生させてケアした。
 Bradyon Vedaなんて次元超えて神と融和しに行く。

 まぁ、好感度の差か。
 彼がもう少し弱みを自覚し、記憶をなくすとかしてシュルクたちと交流していれば……あるいは救済があったかもしれない。

 いつの間に、悪役の方に感情移入するようになってしまった。

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 あと、ラスボス後に怒涛の答え合わせが始まるのきつい。
「平穏な日常があればいい」「少しずつ進んでいけばいい」
「未来がどうなるかは分からない」「分からないから楽しい」

 言ってることは分かるが、直截に言われるとなんだかなぁという感じがする。
 お笑いで言う「場が温まってる」からついでに言っちゃおうという意図が見える。
 🐍に足を描くのはエピローグで頼むやで。

 シナリオの進行に薪をくべるのも上手かった。

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 ガドはエギルの謎の爆発の身代わりとなって死に、

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 兄上は2回も自爆してメリアに発破をかけた。キャラ使用後は燃料にするのが脚本の鉄則

 ううむ……ハイエンターの設計、かなり機能的だな。
 純血はテレシア化してしまうため、生き残る道は混血のみ――。
 シナリオクリア後もコレだけで1つ2つ話が出来るべ。

 ってそうだ、後日談があるんだった。
 そのためにこのゲームを買ったんだった(^_^;)

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 ただの横恋慕で終わったメリアに勝機はあるのか!?
 ん~フィオルン生身になっちゃったしキツそう。
 シュルクが神のままならアクエリオンEVOLみたいな勝ち方も出来そうだけど……。

 ゼノブレ、迷ったけどやって良かった。
 既プレイでも10年ブランクあるとシナリオは半分くらい忘れてる。
 新鮮な気持ちでプレイできて助かった。