ゼノブレイドde記譚⑤ つながる未来編クリア
Q.ゼノブレイドDEは買うべき?
A.はい、あなたがRPGを好きなら買って損はありません
Q.追加ストーリーだけを目的に買ってもいい?
A.いいえ、買わないほうがいいと思います
※以下、ネタバレあり
一年後、シュルクとメリアが二人旅をしていた。
どうみても勝ち確です、本当にありがとうございました。
シンフォニアでもルート入ったキャラとED後に二人旅をする。
世界を救った勇者がヒロインを伴い旅に出るとは、そういうことだ。
そういうことなのだが……
この冒頭のワクワク感が、追加要素の面白さのピークだった。
chomoshのブログでは社会的情勢を顧み、今後クソゲームのことをのっぴきならないゲームと表現したいと思います
— chomosh / ちょもす (@chomosh) 2020年7月14日
はい、のっぴきならないと思いました。
・ボリュームが少ない
疎開民を助け、廃都の化け物を倒して終わり。
プレイ時間は5時間だったが、ノポンを集めるのに2時間使ったから……。
・敵の正体が明かされないまま終わる
化け物はストーリーを動かすためのギミックで、見どころはメリアの成長譚ということになる。
クリフハンガー、というよりは単なる消化不良という感じがする。
・小物が小物のまま終わる
予想通りハイエンターの血統絡みのネタで攻めてきてワクワクした。
のだが、コイツは途中でテレシアに追い払われた後フェードアウトする。
悪役ならテトをテレシア化させるくらいしろよな~。
タルコはワンドロップだし、てっきり暴走とかすると思ってたけど、
メリアの試金石になるのを重視したみたい。うん、タルコの株上がった。
・バトルシステムとUIがアレ
本編のものにちょっとした味付けがあるが新鮮さはない。
つーかノポンジャーが強すぎてバランスがおかしい。
というワケで、追加要素は本当にオマケという感じ。
ただ素晴らしい点もちゃんとある。
・冒険ができる
常人には理解しづらいかもしれないが、好きなゲームでED後の世界をまだ冒険できるというのはプライスレスの価値がある。
・メリアというキャラの掘り下げが出来ている
スタッフにメリア推しがちゃんと居たね、これ。
メリアのための話なので、それがちゃんとしてるなら問題は無いとも言える。
その割には弱音を吐くという工程が薄かったような気もするが、
きっとどこかのキズナトークでカバーされているのだろう。
ていうかメリア、押せ! ここで行かないのはありえん。
この後シュルクが「そんなことないよ、メリアが頑張ってるからだよ」とか言うじゃん?
そしたら「シュルク……(トゥンク)」とか言って間を置いたら
適当に想いを告げて勝ちでしょ(?)。
あるいは戴冠式まで時間が飛んだから、自由に想像しろということか。