文学青年保存館

2023 7.25 ブログの更新を停止しました

コロナワクチンの接種を受けてきた話

 夏、快晴。
 セミの大音声をバックに自転車を置き、大規模接種の建物に入った。

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 受付が済むと、1枚のカードを渡された。
 現在時刻は13時45分。予定は14時25分。
 少し早く来すぎたと思ったが、どうやら早めに帰れそうだ。

 と、思ったのだが……一向に呼ばれない。
 呼ばれないというか、呼ばれているのか分からない。

の番号札◯番の方~」
の番号札◯番の方~」
 と呼ばれはするが、自分のこのカードが何色なのかが分からない。
 赤の1番が呼ばれたとき、俺の右に座っていた女性が立ち上がったので俺の番ではないらしい。

 断っておくと色覚異常ではない。
 これ、何色よ?w とも言えるし、オレンジとも言える。
 内枠はなぜか黄色だし、1番なのに色が2度変わっても呼ばれないし。

 かれこれ1時間ほど待って、受付の人が声を上げた。
「白の番号1番の方~」

白?



白!??!!?w!?!?


俺「アッ……ハイ」
 というワケで、答えは白色でした。
 そんなん分かるか! と半笑いで憤慨しつつ俺は内部へ進んだ。

 そこからはスムーズだった。
 問診2分、接種1分、会場待機15分、次回の説明を2分ほどされて会場を出た。

 ――特に感慨はないです。(’A
 強いて言うなら扇風機がいくつもあって換気に気を使ってるぽかったけど、
窓は締め切られててコレ意味あるのか? と思ったくらい。
 陳情する先も意志もないのでこの問題はこの先も俎上に載ることはないでしょう。

 あ、
 1時間ほど座っていたとき、晴れやかな笑顔で出てきた理科系の男が
「なんだか身体が変わっていく感じがするなぁ~w」
 
と独り言にしてはデカい声で呟きつつ会場を去っていったのは印象的でした。






「俺もなんだか身体が変わった感じがするなぁ~w」