テイルズオブアライズ 3日目感想
前回ハードのテュオハリム戦で苦戦したので、
風ドラおばさんも身構えていたがアッサリ倒せてしまった。
ちな、別に俺の操作テクがすごいわけでもなく、
狙われ率アップのアクセつけて逃げ回り、遠くから魔神剣・双牙を撃っただけ。
近づくのはリスクでしかないからなあ。
何がエリアルキャラだよ、雑魚モブすら満足に浮かせられないぞ……?
ストーリー面では、全員がひたすら考える姿勢をとっているのが目立つ。
これも時勢だなあ、宗教、戦争、弾圧、移民――答えの出ない問題が多すぎる。
中でもロウの考え方は白眉。
自他の過ちをやらかしと称し、そこに向き合えば、最終的には救う側に立つ権利があると主張する。
リアルでも多寡を問わず罪のない人は居ない。
ロウのこれは、若さゆえの過ちから、果ては失言で炎上する著名人まで救える処方箋だ。それほんとに失言か?
で、何やってんすかシオンさん。
僕の聞き間違いでなければ、茨を消したいだけのために喧嘩始めたってマジですか。
などと冷やかしたが、物語論でいう塔の中の姫君をここまで素直に描くのも昨今では珍しい。
自身にまつわる困難を主人公に解決してもらう類型で、
今回は物理的(敵に攫われる)にも心理的(孤独)にも塔に囚われていた。
のだが、なんか脚本が……1,2シーン飛ばしてる俺?
敵の城にカチこんだら一人で立ってて急に主人公が駆け寄って終わった。
離脱の時間が短く、助けるときにボス戦みたいな高いハードルも無くて拍子抜け。
一応、主人公も記憶と痛みを取り戻し、
仲間との触れ合いを経て自らの罪と向き合う覚悟を決めているから、
脚本家もこれ以上の焦らしは若いプレイヤーの身が保たないと判断した疲れからか、
不幸にも黒塗りの高級車に追突してしまう。
仲間を救いすべての責任を負ったアルフェンに対し、
ガナスハロスの領将、ヴォルラーンが言い渡した示談の条件とは……。