テイルズオブアライズ4日目感想
というワケでポケカ欲を抑えRPG分(栄養素)を摂取する。
積みかけた原因はコイツ。
ハードなのは大ボスだけでいいやとノーマルに下げても尚その辺の雑魚がクソ硬い。
原◯神やってんのかと思ったわ。
実は今作、色んな箇所の出来が怪しい。
まず戦闘の難易度……はまぁ良いとして、敵が中々のけぞらず爽快感がない。
貫通+80%するアクセつけても体感あんま変わってない。
その割に体力は高いから、のっぺりと削り続ける戦闘になってしまう。
ピキーンと光るとフェイタリティを決められるが、演出がちょっと長く、
何百回と見るハメになるからテンポが悪い。
あとはフィールドのカメラワーク。キャラに近すぎる。
没入感を考慮したのか知らんけど、もうちょい離せるようにしてほしかった。
あ、会話の一部を◯ボタンで早送りできるようにしたのは神。
コレあらゆるゲームに実装してほしい。ノベル部分は自分のスピードで読めるの大事。
閑話休題。
ヴォルラーンを倒すとOPが変わり、ストーリーは佳境に入った。
何が起きてるのかを知るために火山を抜け、宇宙へ飛ぶ一行。
そこに待ち受けていたものとは!
メタいマクガフィンの説明でした。
辻褄合わせを数時間かけて見せられた。なんだろ、話にノリきれないのはもう若くないから?
もともと作品てのは魅力的なキャラクターが悩んだり頑張ったりする姿を描くためにある。
マクガフィンというのはそれを牽引する、真相だったり舞台装置のことを指す。
だからマクガフィンの正体を説明せずに終わる物語も多い。
映画の『キューブ』とか、絶園のテンペストとか。
これを説明してしまうとちょっと寒くなってしまう。
どうしても話が一気に飛躍することが多い。
実は自分たちがゲームの中の存在だと知った(ネタバレ縮小)、
スターオーシャン3の展開がフラッシュバックした。
一方、その前日譚としてシオンさんが葛藤を告白する場面は興味深い。
なんと、シオンの生死が世界の滅亡に関連していたのである。
にわかにセカイ系の様相を呈してきたぞ……?
正直プレイヤーもPTメンバーもふわふわした内容に困惑しているが、
アルフェンさんは主人公らしくヒロインを抱きしめたので問題はない。
この後のフォローがまた秀逸。
今の話、本当に信じられるか? と一歩引いて見る仲間が居る。
これがあるかないかで物語の受け入れやすさがガラリと変わる。ナイスだテュオ。
今作にはオチャラケ要員のレイヴンやゼロスは居ないし、
クラトスやマリクのような役割のジルファはもう退場してしまっている。
その代わりに平均年齢が高い。少年ではなく、青年の物語なんだね。
物語もいつになく重……くはないな、何だかんだテイルズはずっと暗くて壮大だ。
ダナとレナの対立――は今ちゃぶ台返し喰らったばっかりだけどw
描き方的に、レナ人は血が通ってないとか思ってたけど、
ちゃんとサブイベントでこういうの用意してるのはよく出来てる。
よく出来てはいるが、
この辺の内容はさすがにすぐ理解はできなかった(;・`ω・´)
どうにかハッピーエンドにするためにストーリーを捏ね回してるんだろう。
いよいよクライマックス。
彼らは何を目にし、何を思うのか。物語はどういう結末を迎えるのか。
俺の魔神剣・双牙の使用回数はどうなるのか。