文学青年保存館

2023 7.25 ブログの更新を停止しました

F.O.E. うろつく佩ノコマン

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 ぼくの家に強盗に来ないでください

 
え? ついにシュガーになったのかって?
 いいえ、まだ大丈夫です。

 実は僕、一人で留守番することになった場合、家の中を、

 ノコギリを持って歩くようにしています。

 え? 頭おかしいんじゃないかって?
 はいいいえ、このご時世、何があるか分かりません。

 ダンジョンに挑むんだ、⚔する覚悟はあるよな?

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 両刃、刃渡り約30センチ、厚さ1ミリの鉄板、柄は木製。

 僕の部屋に無造作に置かれたソレは異質な存在感を放ち(インテリア)、
掃除のときとか倒れてきてけっこうアブない(1敗)。

 使い込まれたウン十年モノ、薄くサビてはいるが造りは未だ堅牢、
かつて父が工業高校で振るっていた、由緒なき装備アイテムのひとつである。

 僕の家には監視カメラが3つほどあるから、
それでも強盗に入ろうと考えるのはよほど切羽詰まった人くらいだろう。
 その切羽詰まってる人が侵入したなら、もう肉体言語で語るしかない。

 無論、勝手知ったる我が家であるから、先手は取れるはずだ。
 強盗側も、出払ったのを確認して入るなら空き巣だと思うはず。

 まさか家の中をノコギリを持って歩く家人が居て、
 かつその家人は常に死角をケアしながら動きつつ、
 不審者と遭遇した瞬間に首元を狙ってこようとは、流石に思うまい。

 ただ、この場合って正当防衛になるのかな?
 俺はやる覚悟はあるけど。
 自身の安全が確保できれば救急車も呼んであげるつもりだ。

 ここまで書いてちょっとだけ恥ずかしくなってきた。
 学校にテロリストが来たときの妄想と何ら変わらんぞこれ。

 ただ、やる覚悟はある。
 やらなければやられる。
 その想定は常にしてる。

 窃盗団だった場合は終わるねー。
 部屋を出たときに複数に襲われても終わり。
 遺した遺書が火災で失くならないかだけ心配だ。

 うーん。

 夜トイレに行く時も持ったほうがいいかなあ。