ガメオベラ氏の配信でエンテイの映画を見た。
めっちゃ面白かった。
気になるところがいくつもあって、
複数あるストーリーラインのどれを追っても楽しい。
ミーが孤独を克服する話と、サトシたちがダンジョンを攻略して母親を救う話、
それから偽物のエンテイが自分の存在する意味を知る話。
昔ガキの頃に見たときは、ワクワクより怖いが勝ってロクに楽しめなかった記憶がある。
今でこそ話の内容は分かるけど、全体的に暗い雰囲気だったのはマイナスポイントかもしれない。
ていうか重い。「自分が作られたモノで絶望する」類型はいくつもあるが、
それをポケモン映画でやるかね普通……と思ったらミュウツーがそうか。本歌取りスゲーわ。
ヒロインが母親を失う話は、エンドロールに出てきた母親のせいで萎えた。
公式見解は病気で入院していたとのことだが、まだ再婚と言われたほうが納得できる。
ロケット団が「ひとりぼっちでもイイ感じ」とまとめたのに、母親が戻るのは残念。
ダンジョンを攻略する部分はワクワクしました。
仲間と力を合わせて進み、ときに謎を解き、タケシとカスミは「ここは俺に任せて先に行け」をする。
サトシの窮地にかけつけたリザードンが戦うのも燃える!
ポケモンが躍動するのはそれだけで2翻になる。
ただバトルの描写はちょっと好きになれなかった。
プロレスすぎるというか、暴力性が抑えられてるというか。
アンノーンについては不思議な生き物だと感動した。
個人的にはポケモン世界の公用語が気になるところ。
ミーもオーキド博士も英語を用いていたのが生々しいけど、マサラタウンと地続きなんよね今回の舞台。
その割に遺跡のアンノーンの文字については「博士しか解読できない」と言われてるし……。
もしかして、アンノーンってその時代の文字に変形するのかな?
だとすれば壁画の文字は過去の文字ということになるから矛盾は無いか。
以上。前作、ルギア爆誕に比べてもかなり面白い映画でした。
ウォッチパーティでも大体のリスナーが高評価してた。
この分ならセレビィも楽しく観れそう。
正直セレビィとジラーチの違いが分からなくなってるけど