文学青年保存館

2023 7.25 ブログの更新を停止しました

蜂ではない蝿のような足の長い黒い虫の時期

f:id:Solisquale:20220418011328j:plain

 皿を割った。
 あ、や、膝の皿は無事。
 久々に洗い待ちをすることになって、つるりと小皿を割ってしまった。

「洗い待ち」の意味が分からない?
 うん、俺も標準語じゃないなとは思った。
「食器洗い」だね。
 日本のどこかの地方の方言だと思います。

 母伝の口伝で、我が家以外で聞いたことはないし、検索してもヒットしない。
 俺自身もまず使わない。
 やがて消えるかもしれない、言葉。

 最近は日和が良い。
 冬が終わり、かつてのように散歩できるようになった。

 土手の上まで歩き、土手を降りて、登って、帰ってくる。
 約30分、距離にして2キロほどの健康デイリーミッションである。

 これが本当に楽しい。
 ほぼ毎日、土手の上から小さな町を一望しているが、感動に飽きが来ない。

 いろんな奴が居る。
 野良猫、カラス、大量の小鳥、無数の虫、葉桜とまだ咲いている八重桜。
 生気のないオッサンと、最盛期のアベック、運動にストイックな兄ちゃんに、最強の職業であるところの学生たちがチャリを漕いで、どこかに向かう。

 置いて行かないでくれ、俺のこと。
 老いて逝かないでくれ、俺の身体。
 
 耳鳴りと頭鳴りはいつも通り。
 養命酒を飲むようになってからは不定愁訴が和らいだかなという感じ。

 おかしいな、まだピチピチの20代のハズなんだが……。
 悔やむべくはガキの頃にロクに運動しなかったことか。

 ゲームボーイ片手に公園を走り回った小学生時代は別として、
中学では運動部に入ったほうが良かったな。
 無心で走ってれば良かった。

 文芸部なんかに入るもんじゃない。
 大した活動はないし、そこに長門も居ないんだから。

 あーやだやだ。
 暖かくなったと思ったのにここ数日寒いじゃん。

 天啓パラドクスのデイリー終わらせてさっさと寝よ。