プリンセスコネクトよ永遠に
プリンセスコネクトRe:Diveを引退します。
理由はゲームプレイに満足感を得られなくなったからです。
ニューイヤーキャルは引退の直接原因ではありません。
ニャルの登場に萎えて引退を表明する人が続出したこと、
その人離れが契機となった。
プリコネに悲観する感情が高まっていたところへ、プリコネやめますという人がポツポツ出れば、じゃあ俺もやめよ、となるのは自然な流れだ。
思い返せば、このゲームが真に面白いと思えたのは去年の夏ぐらいまでだったと思う。
はっきり言うなら水着カオリが出るまでだね。
ちなみに、僕はアリーナを専門にプレイし続けたプレイヤーだ。
一般の人はクランバトルを重視するから、わりとレアな存在なんじゃないかな。
思えばカオリの登場から何かがおかしくなった。
今までも新登場のキャラが環境を席巻するのは普通だったが、以降のインフレの加速は段違いだ。
今でも通用するもんカオリ。回転蹴りはリノにも当たる。持ってない人はどうしてるんだろう。
さて、何をもってゲームを面白いとするか。
僕はプレイし甲斐があるかどうかだと思っている。
プレイヤーがプレイ時間、ゲームテク、課金要素を入力すると、
ゲーム側はきちんと反応を返してくれる。
たとえば戦力が上がるとか、キャラストを見られるとか。そういう物理的な面のほか、
高難度のコンテンツをクリアする快感や、ライバルに勝る快感を得るのはゲームの醍醐味だろう。
そのバランスが崩れるとゲームは途端に面白くなくなる。
今までは100の力を加えたら80の満足度だったのに、
今は200の力を加えても40の満足度しか返ってこないとなれば、
ゲームをプレイする甲斐が失われていると判断していいだろう。
木村さん、さすがに限定商売をしすぎたんじゃないですか。
アリーナもクランバトルも、限定じゃないキャラを探すほうが難しい。
居たら便利、ではなく居ないと何もできない。取り逃したらどうしようもない、金がなければ取れないとなってくれば、総スカンを喰らうのも時間の問題だ。
僕はプリーナは50位以内、バリーナはだいたい20位以内に居る。
これを維持できていたのは、ひとえにキャラを持っていたからである。
DBというツールを使えばある防衛を抜く最適解が提示される。
あとはその通りにキャラを使えば誰でも勝てる。戦闘はオートだ。
これだけ聞くと競技性はないと思われがちだが、ほぼその通りで、
DBに載っていない防衛に素早く入れ替える、一度対戦に入ったらそのまま4分待ち、5分の連凸制限タイムを1分にすることで凸られる可能性を可能な限り減らす、といったようなことをして初めてアリーナに対人要素を見いだせるようになる。
この破綻したゲーム性をいつまでも楽しいと思えるわけはない。
せいぜい、粘着した誰かを蹴落とすだのでルサンチマンを得るくらいだ。
僕はプリコネのストーリーを読まないし、キャラに特に好きとかいう感情もない。
純粋にカードバトルが楽しいからこのゲームをプレイしていた変わり種だ。
(さすがに何度も使えば愛着は湧くけど)
それでも今までプリコネをプレイし続けたのは、やはり今までのゲームへの投資を惜しんでいたのだろう。
あとは繋がりかな。所属していたクランが大きかった。
KGAです。KGAの下位の部署に5月からずっと所属していました。
交流は多くはなかったが、メンバーと戦略的にクラバトするのは楽しかった。
本当に僥倖だと思う。今どき自由凸が高レベルで成立するクランなんてそう無い。
今思うと申し訳なかった。クラバトのためのクランなのに僕はアリーナ育成という食い合わせの悪さ。
何度も迷惑をかけたけど、わりと貢献できた実感もある。それだけ恵まれた場所だった。
というわけで、そろそろお時間。
酸いも甘いも教えてくれた、プリコネというゲームに感謝します。
さらばだ。