文学青年保存館

2023 7.25 ブログの更新を停止しました

エピックセブンはじめました

 エピナナが面白すぎて、その日最初に起動するゲームがプリコネからコレに変わった。
 やってることは普通のソシャゲRPGなのだが、海外でウケているのも頷ける丁寧さで感触が良い。

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 物語を楽しむ、対人をする、トレハンをする、キャラの乳揺れを楽しむ――プレイヤーが要求するものはたいてい揃っている。

■いいところ
①シンプルで楽しいバトル

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 4人のキャラでPTを組み、各自3つあるスキルで敵と戦う。
 選択肢が多く、自由度が高いのはオタクにとって嬉しいところ。

 またスキル3は必殺技扱いで、たいていのキャラに美麗な専用ムービーが用意されている。
 控えめに言って白熱する。ただスキップできず、テンポが悪いのは欠点である。

②興味深いシナリオ
 この手のゲームはストーリーがテキトーになりがちだが、そんなことはなく、
 王道かつ攻める部分はしっかり攻めた物語が丁寧に描かれる。
 ちょっとヒネってあるのがGOOD。
 
 なお、文章は会話文だけで三人称は使わない流行りのスタイル。
 謎の誤字や翻訳の粗さがたまに目につくが、文章のレベルは他のゲームと比較してもかなり高い。

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③キャラの掘り下げができている
 開発は韓国のようだが、絵は日本寄りで愛着を抱きやすい。いやぁデスチャの味付けは濃かった……。

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▲エピックセブン

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▲デスティニーチャイルド、これも韓国産

 また、主要キャラはメインストーリーで心情の掘り下げもされる。
 宿命を背負う主人公の葛藤、仲間を見捨てたエルフの葛藤、自分を信じられない魔族の葛藤……

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 きちんと描かれます! キャラの心情がぶつかり合います!
 各種チョロインはさんざん嫌ってから主人公ラブに転じます!

 サブキャラもメインやサブストーリーでちゃっかり絡んでくるのが良い。
 ただ、固有のキャラストなどは無い。愛で方は各自の想像に委ねられる。

④豊富なコンテンツがあり、強くなる過程も明確
 できることが多いので最初は困惑するが、どれも最終的にはキャラを強化することに繋がる。

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 進行に合った難易度のコンテンツがどんどん提示され、これを消化するだけでゲームを楽しめる。

■わるいところ
①序盤のキャラ要求が高い
 一部コンテンツは、特定のレアキャラを持っていないと辛い。
 プリコネ同様、低ランクキャラも最大の星6まで強化できるので、長い目で見れば要求は低い。
 ただ、当然ながら投資するなら高レアキャラのほうがメリットが多い。

②とんでもなく渋いガチャ

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 このゲームでは光と闇属性は別格扱いされ、月影キャラと呼ばれる。中でも最高の星5レアの排出率は0.15%だ。
 なのに月影★5は最低1体は必須とか言われているからもう大変。
 みんな必死な顔で、満足にスキップもできない長大なリセマラを何十回と繰り返すハメになる。
 
 一応30回まで引き直しができるガチャも用意されていて、かなりの親切設計ではあるのだが、そのガチャは月影キャラが排出されない
 ピックアップガチャにも混ざらないため、長くプレイしたとても入手する機会は少ない。
 ゆえにリセマラの重要度が高く、なのに渋いから……とにかくゲームが始められない😪。
 
③やりたいことができるまでが長い
 エンドコンテンツはレア装備掘りと対人(とレイドが実装予定)。
 これらを満足にプレイできるキャラを育成するまで、かなり手間がかかる。
 課金しなかったりリセマラを妥協していると選択肢は狭まり、至難になる。

 ストーリーをクリアするくらいまでは非常に楽しいのだが、上を目指そうと思うと少々ハードルが高い。

■総評 ちょっとプレイする分には間違いなく神ゲー

とまぁそんな感じ。あとで日記と合わせてリセマラとか含めた個人的な見解を表明する予定。Epic Sevenをすこれ。