文学青年保存館

2023 7.25 ブログの更新を停止しました

RPGをうろ覚えで語る① テイルズ オブ シンフォニア

 コロナ禍で暇な人はたくさん居るはず。
 そんなときこそ、ゲームをしましょう。
 中でも特にオススメなのがプレステ2のRPGたちだ。

 最近はRPG自体がほぼ発売されなくなって久しいが、
プレステ2時代は面白いRPGがわんさか出ていた。
 ソシャゲとは比べるべくもない、ゲーム性と珍妙なストーリーをぜひ楽しんでもらいたい。

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 というワケで、一作目は……テイルズオブシンフォニアにしようかな。初出GCじゃねえか
 かなり有名なタイトルなので俺が言うべきことは少ない。
 しかし生まれて始めてプレイしたRPGだけに、思い入れはひとしおだ。

おすすめ度 60点(古いので低い)
ゲーム性  60点(最新のテイルズに比べると低い)
ストーリー 80点(やや暗め)
キャラ   70点(どのキャラもしっかり作られているが、面白みは少ない)

 
何度も周回したので、クリアまでにかかる時間を言える。
 サブイベントをあまりプレイしないなら35時間ほどになるだろうか。

 6回はクリアしたと思うが、今思うとなぜそれほどプレイしたのか分からない。
 このゲームは攻略するキャラクターを男女8人の中から選べるのだが、
俺はたしか6回ともメインヒロインを選択したと思う。

 というか小学生だったので、おそらく何も考えていなかった。
 友達と遊ばない日で、特にすることもない日はこのゲームを起動していたのだろう。

 そこまで面白いかと言われると、素直に頷けない。
 戦闘はボタンを連打するだけだし、ストーリーも小学生には合わないくらいに暗い。

 が、当時は出るゲームが大体ダークな雰囲気だったので特に気にならなかった。
 そもそも世界を救う話が多いRPGで、終始明るく楽しく……とはいけまい。

以下ネタバレ反転


 それにしても重かったけどね。
 人が異形の怪物になったり、混血を差別したり、全生命を無機生命体にしようとしたり。

 メインパーティほぼ全員が暗い過去を持っているのも面白い。
 今となってはテイルズにはよくあることだが、キャラの掘り下げがしっかりしているのは現在でも通用する美点である。

 当時、特に目を引いたのはゼロスかな。トリックスターとしての立ち回りが新鮮だった。
 コレットは薄幸、ジーニアスとリフィルは迫害、リーガルは贖罪、しいなは確執、クラトスは……色々ありすぎて一言では言えないw

 これらをキレイにまとめてゲームになってるってことがもうすごい。
 戦闘のバランスも終始良いんですよ。難易度ノーマルでもボス戦だけちょっと苦戦するくらい。

 小学生の俺は、ロイドの正義に相乗りするだけで世界を楽しめていた。
 今は大人になってしまって、色んなことに別解があることを知ってしまったけど。

 というワケで、主婦にも、パパにも、こじらせたオタクにも、子供の情操教育にもオススメのゲームです。

 たしかプレステ3で続編である「ラタトスクの騎士」とセットになったやつが売ってたと思うから、
気になる人はゲーム屋のワゴンを漁ってみるといい。
 そもそもゲーム屋がすごい勢いで潰れていってるんだけどな!