ゼノブレイド3 ネタバレ感想 ~6.1話
もう少しで積みゲーになるところだった。
危ない危ない。
その理由の一端は内容が重いこと。
メロドラマ*1なのがキツイんじゃないか? それなら――
ということで、ゲームのボイスとBGMをオフにした。
聞こえるのは足音と野生動物の声だけ。
戦闘中は剣戟の音だけが響く硬派なゲームになった。
物語の受け取り方は俺が選ぶ!
お前に決めさせないぞ、モノリスソフト!
字幕が出るが、誰が喋っているのかはギリギリ分かる。
「みんな、気をつけよう」ならノアのセリフ。
「みんな、気をつけよう?」ならミオのセリフだ。
◀NTR
さて、ストーリーは佳境を迎えている。
一行は失意に飲まれ、大きく破滅を経験した。
全滅したようで全滅させずに困難を乗り切る脚本がすごい。
メビウスが何を象徴してるかって、
たぶんコンテンツを貪るだけの俺たちなんだろうなあ。
子供部屋おじさんは延々と今を選び続け、進もうとしない。
そんなことをしていても未来は無い、
停滞する今に価値はないぞ、進めと云いたいらしい。
続きを進む恐怖の途中 続きがくれる勇気にも出会う
――「HAPPY」BUMP OF CHICKEN
藤原の場合、そこには恐怖があると謳った上で、勇気もあると鼓舞している。
ゼノブレ3がどこまでこのメッセージを強められるかが焦点になりそうだ。
無敵の人もしっかり出してきた。
個人的にToSでいうゼロスみたいな役回りだと思ってたら、
まさか使い捨てにするとは。裏切りルートだったか……。
BGMとボイスが無いからストーリーが素直に読める。
それにしても重いけど。現代の若者に4に方を教えてくるとは思わなかった。
4んでも何かを託せればそれでいい――
まぁ、拳銃のブレイドは出したくないよな。
*1:通常は感情的な恋愛劇を指すが、ここでは状況に応じた曲を流しプレイヤーの感情を操作することを指す。例)悲しいときは悲しい音楽をかけ、不穏なときは不穏な音楽をかける。