スターオーシャン6 vol.3 胡乱な対話
理由付けの気配りがすごい。
仲間が捕まってもまだチャンスがあることをしっかり伝えてくる。
王権の移譲のため姫の処刑には段階を踏むだろう、
敵国に開戦の理由を与えないため捕虜の処刑には慎重――。
こういうことをされると、こちらとしても説得されるしかない。
基本が丁寧だから、何か不備があっても読者の俺が補完を始める。
フーガを急造したけど、空挺理術師たちの練度の問題はどうなったの?
→まぁ飛べさえすれば上から攻撃するだけだし余裕か。
というワケでアスター4号星の戦乱は面白かった。
その後のスコピアムの話は……けっこう苦しい。
未知との遭遇はお話的に必要なんだろうけど、説明が長くて疲れてきた。
ラノベだったら行間で処理しそうなこともゲームだとやらないといけない感じだ。
宇宙に上がったら今度は未開の仲間が浮いてきた気がするが、
皇帝を敵にするという力技により、星の命運を守るという大義が成立している。
SO4だか5では、あんまり宇宙を旅できなかった不満を意識してるのか、
今作はそこそこ色んな星を見せようとしてくる。
プレイ20時間でもう終わりそうなボリューム感だけど←
加えて、なんていうか、ハリボテ。自由に歩けない。制作費が尽きたのかもしれない
スコピアムのコロニーなんて街とは名ばかりでダンジョンしかないし……。
最新作でローグギャラクシーみたいに広い宇宙を描くのは難しいんだろなあ。
そういえばゲーム序盤に個人イベントがあると説明されてから
一度もそのイベントに遭遇してないんだけど気の所為?
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