文学青年保存館

2023 7.25 ブログの更新を停止しました

2年ぶりにガチの風邪

 ノドの風邪。
 深夜にイガイガし始めて、翌朝起きるとノド全体が痛かった。
 昼を過ぎると鼻の奥のほうまで炎症が広がって、水を飲むにも苦労する。

 というワケで1日中エウレカセブンを見て過ごした。
 昔、いほ……ゲフン、見たことあったけど、今ネトフリで見返すと当時とは違った印象を抱く。
 こんなに王道のボーイミーツガールを見るのは何年ぶりだろう。

 最近のマンガとかは最初の1ページでキャラの設定を四角いフキダシで説明して、
すぐに楽しめるようになってるものが多い。俺、それ、苦手。
 エウレカはマンガではないけど、0から1から丁寧に描かれていて好印象を感じる。
 時折挟まるレントンの独白が説明でなくて何なのかは別途考えることとして。

 昼寝はできなかった。
 眠りに落ちる瞬間、ノドが窄まるようになっていて、
そこで激痛が走るから寝付けない。

 葛根湯、桔梗湯、ロキソニン、トローチなどを試したが効果は薄く、
今日の夜、眠くなった状態でどうなるかを想像すると陰鬱な気分になる。

 実は、少し前から家族間で風邪が流行していた。
 妹が持ち込み、ノドの痛みで寝込み、
それが父に伝染り、1日中寝込み、
それが母に伝染り、高熱でコロナの検査をしたところ陰性だった。

 俺はコロナの流行以後、決して目や鼻を素手で触らないようにしていたが、
それでも今回は感染してしまった。
 だから多分ウィルス性のものだと思うけど、ここまでノドが痛いのは人生初である。

 子供と違い、大人は風邪を引くと症状が強くなると言われる。
 免疫がしっかり機能するからと聞くが、こんなに辛いのには驚いた。

 子供の頃は病弱で、毎日のように体調を崩してたなあ。
 だからアレルギーは0。俺は衛生仮説を推している。

 ウィルスの進化も感じる。
 感染後、ノドに集まれば飛散して増殖を続けることができる。
 飲食時に痛むようにすれば栄養の供給を断てるし、鼻を攻撃して睡眠を妨害すれば体調を悪化させられる。
 そうすれば増殖しやすくなる。

 そういう症状を起こすウィルスが、今日まで生き残ってきた。
 まるで意思を持っているように見える。

 コーラリアンやバジュラではないが、
ウィルスや細菌もまた、人間と共存する可愛い隣人なのかもしれない。